高齢になり、関節の可動域が狭まったり筋力が落ちてしまうことが心配な飼い主。
ミオクローヌスもあって、長時間や長距離の散歩は難しいし、これから夏になれば照り返しもあってますます運動量が減ってしまいます。
というわけで、以前から調べておいたアクアフィットネスに行ってきました。
東京は池上にあるエル・ペロです。
初のフィットネス挑戦というのに...前日は遅咲きの桃を見に遠出してしまいました。
ほとんどが移動時間だったとはいえ、ルナっち相当疲れているだろうし、フィットネスなんて無理では...と出かける寸前までやきもきしました。案の定朝も起きないしごはんも食べないし(手から与えてやっと食べた)食べたらすぐ寝ちゃうし、こりゃダメかな?と覚悟しつつ、支度を終えて洗面所から出てきたら...
起きて尻尾振ってました。
さすがのルナ姐さん。
さて、GWのせいかあちこち混んでいて、ギリギリにたどりついたエル・ペロでは、入り口を入る前から大歓迎されました。従業員の皆さんに囲まれて「スタンダードだあ~」「かわいい~」とちやほやされると、ルナっちもまんざらではない感じ。
そこへ初老の紳士が登場。こちらのオーナーさんだそうです。オーナーさん自ら陣頭指揮を執って下さるようです。
時間ギリギリだったので、私が情報シートを書いている間に、ルナっちは採寸されに行ってしまいました。書きながらも奥の部屋から体重やら胸囲やらのデータを読み上げる声が聞こえてきます。体重は、いつもと変わらずの10.8kg。採寸の時もオーナーさんが立ち会って下さっていました。「年齢にしては筋肉も落ちていないし、骨格もしっかりしているし、関節の可動域も広いですよ。この子は犬質がいいですね。血統がいいんでしょうね。この子は鍛えればまだまだこれからいけますよ」とお褒めの言葉をいただきました。
採寸が終わると、おもむろにライフジャケットのようなものを着せられ、水中トレッドミルへ。熱帯魚の水槽のような物の底にゴム製のベルトがついていて、それが動くようになっています。最初はとまどっていたルナっちですが、みんなに励まされて、オーナーさんに支えられて、少しずつペースを掴んでいきました。ベルトの上を歩けるようになると、水が注入されます。オーナーさんはルナっちの歩き方を観察しながら、ベルトの速度を調節したり、水量を加減したりしていたようです。ある程度の負荷をかけるので、だんだん必死の形相になるルナっち...。見ているとちょっとかわいそうな感じもするのですが、陸上で、飼い主の管理でこれだけの運動をさせるのは大変なことです。ルナっちも、本当にいやなら休んだり止まったりできるのに、なんとか最後まで走りきりました。すごいぞ。
トレッドミルが終わると、いよいよプールです。
飼い主的にはこのプールが一番心配でした。
ルナっちはお鼻が濡れるのがなによりも嫌い...そして足元が不安定なのも嫌いなのです。お風呂でちょっと浮かせようとしても、ものすごい勢いで逃げようとするくらいです。大丈夫かなあ?
プールの入り口は傾斜がついていて、犬は後ろ向きに入るようになっています。ルナっちは目が見えないからあんまり関係ないかもだけど、普通の子は頭から水に入るのが怖いかもしれないですからね。そのへんも配慮されているなぁと感じました。
水温は少し低めで、それも心配でしたが水に入ってもルナっちの表情は変わらず。「ちょっと涼しいお風呂」くらいに思っていたようですが...スタッフさんに抱えられてプールを一周すると、少しずつことの重大さに思い当たってきたようです。明らかに顔がヤバい感じになってきました。
最初は全身抱っこされていたのが、上半身だけになり、片手だけで支えるようになり...見ているとがんばって自分で水をかいています。前脚だけだけどね。こんなルナっち初めて見た...時々沈みそうになると、くわっと口を開けて必死で顔を水から出そうとするんですが、その形相がすごいことに...。
でも、最後はライジャケも外されて、手で支えられながらではありますがプールを3周して終わりました。
その間、手の空いているスタッフさんが全員で、大声でカウントしたり励ましたりしてくれて、ルナっち恥ずかしいんじゃないかな?とも思いましたが、実はまんざらでもなかったのかもしれません。
プールの時もオーナーさんがずっとついていてくださって、最後は大腿部の脈や足の状態もチェックして下さいました。
いやなことされて、ルナっち怒ってるかなと思ったのですが、水泳後にシャワーで軽くシャンプーして、ドライヤーで乾かす頃にはいつもの風呂上がりのまったり状態になってました。
あまりの出来事に放心状態だっただけか?
でも、全身乾いて外へ出たときは、お顔がすっきりして、満足そうな表情になっていました。
月に2回くらいは来たいなぁと思っていたので、次回の予約を入れて今日のトレーニングはおしまいです。次に来たときのルナっちの反応で、続けられるかどうか判断できるかなと思っています。
エル・ペロの施設内には14歳の子がプール7周できるようになったなんてことも書かれていたし、壁に貼られた写真の子たちはどことなくお顔の毛が白くなっている子も多くて、ルナっちのような高齢の子がたくさん利用しているのね~、と励みになりました。
今までにない運動をしたルナっち、翌日はずーっと寝ているかな?と思ったのですが、夕方になって「散歩に行く」と言い出しました。あまり無理をしないように、涼しくなってから短い距離のお散歩をしましたが、ちょっとふらついていたのは筋肉痛かな?でも、しっかり歩いたり、走ったりもしていました。
このまま体力つくといいな~。次回もがんばろうね。
