ブログを読み返してみると、3年ほど前(2005年くらい)からルナっちの老化が始まっていたことがわかります。
私が認識している彼女の老化は
・オヤツを食べさせる時、マテできる時間が短くなる
・目の前にある食べ物を、飼い主の許可なく食べてしまう
・散歩に行っても疲れやすくなり、すぐ休憩してしまう
というものでした。
ほっとけば何分でもマテができていたルナっち、ちゃぶ台の上に置かれた人間の夕食に絶対に手をつけなかったルナっちが、目の前の食べ物の誘惑に勝てなくなる日が来るなんて思ってもいなかったのです。
犬は一度覚えたことは忘れないし、体の自由がよほど利かなくなるまではコマンドに従えるものと思っていました。
でも、そうじゃなかったんですね。
人間でも年を取れば短気になったり、そうかと思うと新しい出来事には順応できなくなったり、刺激に対してすぐに反応できなくなったりしてきます。
犬も同じなんです。それが理解できるまでは、ルナっちに厳しいことをさせてきてしまいました。
ルナっちはちょうどその頃失明し、自分の目の前で起きていることを音と匂いでしか判断できなくなっていましたから、おいしそうな匂いのする物にすぐ飛びついてしまうことを責めることはできませんでした。
こちらが「ルナっちのことをちゃんと見ているよ」というサインを出してあげなければ、誰も自分のことを見ていないと思ってしまい、許可を得ずに食べることに対してまったく抵抗を感じないのでしょう。
見えなくなった当初はもうルナっちを制御することはできないのかもしれないと悲観しました。
でも、毎日毎日しつこく制止していたら、今では声符だけでずいぶん待てるようになりました。見えていないはずなのに一応アイコンタクトのようなものもできるようになりました。
それでも、長時間コマンドに従わせるのはもう無理ですし、その必要もないと思っています。ただ「ルナっちのこと見てるよ。だからルナっちも覚えたことを忘れないようにやってみよう」ということを伝え続けるだけです。
残念ですが、食べ物の誘惑にはもう勝てないようです。いつもどこかにおいしいものはないかな、と探しながら歩いています。だから私は、せめて危ないものを口にしてしまわないように精一杯ルナっちの先回りをして、安全を確保するしかできません。
そういえば、失明する前のことですが、子犬の頃は絶対にやらなかったゴミ箱漁りをするようにもなりました。
体が震えるようになってからは、うさぎさんのウンチのようなかわいいコロコロしたウンチを漏らすようにもなりました。
これらはすべて老化現象だったんです。この本を読んで、うちの子だけじゃなかったんだなと思い、とても安心できました。
角川・エス・エス・コミュニケーションズ
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神戸で「老犬教室」を開催しているインストラクターさんが、今まで見てきた老犬たちの変化や生活ぶりを紹介してくださっている本です。
老犬の生活や行動をバックアップできるような工夫もたくさん書かれています。
お散歩の時に、アスファルトだけでなく石畳や土の上や芝の上など、足にいろいろな素材が触れられるようにしてあげるといい刺激になるとか、食べ物に対する執着が出てきた子にはこういう給餌方法はどうかとか、具体的な例を挙げて書かれてあるのでとても参考になります。ルナっちは目が見えないので、目の前の物を確かめるにはやはり嗅覚です。今までは「お行儀が悪い」と散歩中の臭い嗅ぎはやめさせていましたが、嗅覚は最後まで衰えないそうなので、最近ではあまり制止せず好きなだけ嗅がせるようになりました。
与えているサプリメントがルナっちに合っているのか、散歩の時に疲れたそぶりを見せることも少なくなってきました。もちろん、少しでも疲れた様子があれば、安全な場所を選んですぐに休憩します。時には歩いている時間よりも休んでいる時間の方が長くなる時もあり、少し前まではそんなことにも落ち込んでしまっていましたが、今ではルナっちのペースでなんでもやらせるようにしています。
おそらく体の衰えや変化に対して、ルナっち自身もとまどっているはずですから、飼い主が気持ちを切り換えて対応しなくては、ルナっちの気持ちとの距離がどんどん離れていってしまうと思うんです。
そんなルナっちと生活していて日々感じることですが、老犬は本当にかわいいです。若い子が何の苦もなくやってしまうことを、おぼつかない足取りでえっちらおっちらこなすところもかわいいですし、そうかと思うと妙に人生経験豊富なところを見せて、ルーティーンワークをさらっとやってのけたり、多少のことには驚かず慌てない様子もまたかわいいのです。「もうこんなことできないのかな」と思っていると「まだまだ若い者には負けないわよ」とばかりにえいっとやり遂げてしまうこともあり、毎日が小さな驚きに満ちています。
そして、今日も一日元気でがんばってくれたという安心感も。
これからももっと新しいことに挑戦させたいし、無理のない程度に穏やかに暮らす環境も整えてあげたい。
老犬の飼い主はけっこう忙しいです。
そんな前向きな気持ちを後押ししてくれる一冊になりました。
この本には、難しい文献や資料よりも、お散歩や病院で出会う他の老犬の飼い主さんとの会話や、ブログに書かれた日常生活の様子がとても参考になると書かれています。
ルナっちの些細な日常も、これから年を取っていく子たちの役に立つことがあるのかな...。
病気になってからは書く内容にすごく神経質になってしまっていたんですが、最近は散歩で暴れることも増えてきたし、もっと更新頻度を上げていければいいなと思っています。


たいへんご無沙汰しています。「猫といねむり。」のちびねこです。当時はマンマリゾの記事へのTBがうまくいかなくてご迷惑とお手数をおかけいたしました。
しばらく前に楽天からFC2に移転しました。移転先ではマンマリゾの記事をひとつにまとめて、そのなかで参考になるサイトとしてリンクを貼らせて戴いております。移転作業に時間がかかりお知らせが遅くなりました。申し訳ありません。不都合ございましたらご指摘いただけますと幸いです。(該当記事のURLをURL欄に書かせていただきました。TBは承認制で受付可能になっています。)m(_ _)m
今回の地震の揺れのあった地域にお住まいでいらしたのですね。ルナちゃんは揺れにびくともしない大物だったようでほっとしました。今回の記事では愛情たっぷりに時間を過ごしているルナちゃんの幸せを感じます。。彼女の日々の様子の更新も楽しみにしております。また今後ともよろしくお願いします。
ちびねこさん、コメントとご移転のお知らせ、ありがとうございます。
移転されたことは楽天のブログで知りました。RSSリーダに登録させていただきましたので、新しい投稿があると立ち寄らせていただいております。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
目が見えなくなってから、もっと音に敏感になるかな?と思ったのですが、いい意味でいろいろなことに鈍感になってきました。年のせいもあるでしょうね。地震も、昔の方が少しの揺れで大騒ぎでした。そんな変化も楽しみながら、のんびり過ごしていきたいと思っています。
初めまして、静岡県のkenkenと申します。
愛犬momoが目が見えない?って気づいて3日が経ちました。
病院でも角膜に異常は無いとの事で、色々検索して此方にたどり着きました。
遺伝子不良が原因でも有るかもと言われてしまって、寂しくなってましたが、
まだこれから一緒に暮らして行けるので、楽しまなければって思ってたトコです。
昨晩、病院から戻って来まして、まだ色んなトコにぶつかってしまって、かわいそうですが
此方で散歩も出来るとの事ですので、彼女が楽しめるように外にも一緒に行こうと思いました。
愛犬momo Mダックス 雌 7歳。
また寄らせていただきます。
kenkenさん、こんにちは。
momoちゃんもたった7歳で目が見えなくなってしまったのですね。
遺伝によるものであれば、もっと若い頃から症状が出るようですので、うちの子と同じような病気なのかもしれませんね。
今までよりは歩くペースが遅くなったり、回数が少なくなったりしてしまうかもしれませんが、少しでも外の匂いを嗅がせてあげてくださいね。
メニわんEyeというサプリメントが目の健康維持に効果ありと言われていますので、よろしければお試しください。
いつでもお立ち寄りくださいね。コメントをいただき、ありがとうございました。
おはようございます。ふっちゃんさん、コメント有り難うございます。
【メニわんEye】情報有り難うございます。
色んなサイトを拝見してたら、サプリは効果無いと書いて有るトコが多かったので、
現在、私の両親が別々の病気が治った時に御紹介して頂いた、【核酸】って言う物を製造もとから
仕入れて与えてます。出来る事は何でもやりたいので、【メニわんEye】早速買ってみます。
自分達が悲しむと本人も悲しくなるそうなので、今までと同じように接してますが、まだ1週間も
経って無いので、毎日がウルウルで仕事も集中出来ません、ただ彼女が楽しめるように頑張るだけです。
有り難うございました。
kenkenさん、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってしまってごめんなさい。
サプリでは確かに病気は治らないのですが、病気に付随して起こるいろいろな現象を遅らせていく効果はあるようですよ。SARDでは白内障を併発することが多いのですが、うちでは発症してから3年近くも白内障の進行を抑えられました。さすがに最近では少し進行してきてしまっていますが…。
網膜の状態も、血管が細くなるとどんどん悪くなっていくのですが、2年近く悪化を防げました。気休めかもしれませんが、おやつ代わりにサプリを与えているとけっこう嬉しそうだし、こちらもそういう姿を見るのが励みになるので、今のところ続けてみています。
なかなか現実と向き合うことは難しいですね。
私もまだ、他の飼い主さんに自分から「目が見えないんです」と言うことができずにいます。ルナの仕草を見て、相手の飼い主さんから「この子、目が見えていないの?」と指摘されるとかなり悲しくなってしまいます。
でも、本人はまったくそんなことを気にせず元気に過ごしてくれていますので、こちらが変に身構えてはいけないな、と日々自分を戒め、無理に元気づけているような感じです。
お互いにがんばりましょうね。ありがとうございました。