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癌検診・眼科検診 2006年7月

  • Posted by: ふっちゃん
  • 2006年7月17日 22:26
  • CANCER | EYE

3ヶ月に一度癌検診を、さらに6ヶ月目にはCTスキャンを追加で受けています。今回も受けました。
問診の時に気になっていることを数点申告しました。

気になっていることとは:
・今までは家の中ではほとんど物にぶつからずに歩いていたのに、ここ数週間はよくぶつかるようになった。電位を測っても数値が出ないので視力はとっくにないものと思っていたんだけど実は少しは見えていたのかな?
・Levinさんに勧められてクッシングの検査を受けたのでその結果をお知らせしておいた。
SARDSの子はクッシングを併発していることが多いといわれています。
ルナっちも、膀胱炎もあったとはいえ多飲多尿が続き、最近ではパンティングをすることも増えていました。まあ、湿度が上がったせいだとは思うのですが、年も年だし心疾患も視野に入れて心電図も取ったくらいです。心電図の結果はまた別の機会に。
ACTH刺激試験の結果は、刺激前のコルチゾル値が4.2、刺激後が11.2で通常値でした。
・左前脚の開きが甘くて、右と歩幅が違ってしまうのでリズムを崩して何もない場所でころんと転んだりする。以前からあったミオクローヌスによる体の震えも、前脚に集中している。

ということで、今回はCTも首回りまで撮っていただくことになりました。
結果は、CTに関してはまだ出ていませんが、血液検査もエコーもクリアでした。
お腹にはぽつぽつと手に触れる小さなしこりがあるのですが、数ヶ月前から経過を観察しているのにほとんど成長していません。脾臓はあいかわらず大きかったですがこれも異常なし。
思えば2004年9月に大きな手術をして以来、腫瘍の方は目立った動きがありません。
何度かしこりは見つかり、小さな外科処置はしましたが、いずれも良性でした。
先生の見解では、術後2年を目途に検査の頻度を下げていってもいいとのことです。
正確に2年経過するにはあと2ヶ月ほどありますが、次回検査は少し間を開けてもいいよ、とアドバイスをいただきました。
確かに遠距離の移動、実家とはいえ何泊かの宿泊、検査費用…など考えると負担が大きいし病気の進行がゆるやかになってきたら3ヶ月おきじゃなくなるといいなぁ…とは漠然と思っていましたが、そういう時間的、金銭的なことにも増して、腫瘍の新生、転移、再発がないまま2年という年月が経とうとしていることを改めて嬉しく感じました。

翌日は眼科検診です。
視力がないのは百も承知ですが、前回の検査では先生も驚くほど勘のいい所を見せたルナっちでしたので、念のためもう一度ERG(網膜電位)を測っていただくことになっていました。
ここでも、がんセンターでお話しした内容を先生にお伝えしました。どちらかというと癌検診より眼科の方に関連のある内容でもありましたので。
SARDSは今のところ、避妊済雌のシュナウザーに多く見られるようなのですが、この日は6歳のミニチュアダックスの女の子が、ルナっち同様体の痙攣と突然の失明で来院しているそうです。一緒に検査を受けたのかな。

いつもは病院が大好きで、この日も呼ばれる前から診察室の扉をくんくん探っていたルナっちなのですが、今回はなぜか預けて帰ろうとすると甘え鳴きをして後追いのような仕草を見せました。
電位検査は痛くないし今までも余裕で受けてきたのに…
サプリメントを食べさせたり、抱っこしてなだめすかしたりして出てきましたが、珍しい変化に戸惑ってしまいました。
電位検査のある日はお預かりの時間も少し長くなります。午前中に預けたのに、お迎えは夕方でした。別れた時の様子がいつもと違ったので、おそるおそる待合室に入っていったら眼科の先生が待っていてくれました。
「ルナちゃんはよく寝ぼけたりしますか?」
「はあ…え?」
てっきり後追いして大騒ぎしていたと思っていたので、その質問に拍子抜けした私。
「いえ、ぐっすり寝てしまっているので…起こしてきますから先に飼い主さんだけどうぞ」
「あの、別れてから騒いだり暴れたりしなかったんですか?」
「ええ、いつもどおりでしたよ~。検査もいい子に受けましたよ」
あれだけ騒いだのに…爆睡ですか。さすがルナ姐さん。

さて、寝ぼけ眼のルナっちと一緒に検査結果をうかがいました。
まず、電位の方はやはりほとんど数値が出ていません。
さらに、今回は網膜の状態も、以前より目に見えて悪くなっています。
血管が細くなっているし、タペタム(輝膜とも言います。光を反射し、増幅して網膜へ届け視神経や視細胞を刺激します)もでこぼこしてしまっており、今までにも増して光をとらえにくくなっているようでした。
前回の検査でも数値は出ていなかったのですが、もしかしたらまだ網膜の状態がさほど悪くなかった分、家でもなんとか物にぶつからずに歩けたのかもしれません。
こうなると、SARDSの治療でできることはほとんどありません。
でも、専門医の先生は、これから研究が進んで原因や治療法が解明されてくるかもしれないのでなにかわかったらすぐにお知らせします、と約束して下さいました。
これからも検査には通ってきて下さいね、と言われました。
それから、以前にも書きましたが、SARDSの進行によって白内障も出てきます。
定期検診を受けることで白内障も早期に発見できるでしょう。
幸い、網膜の状態が悪くなっただけで、その他には特に所見はありませんでした。
この状態を維持していこうね。

現在ルナっちは、メニわんEyeというアスタキサンチン製剤のサプリメントを毎日食べています。
これで網膜変性の進行が少しは遅くなったのかな?早い子は8ヶ月くらいから始まると聞くけどルナっちは2年(そういえば目が見えなくなったのも前回の手術後だったもんね)以上経ってやっと変性が始まったくらいだし…とぬか喜びしたんですが、実は日本で初めてSARDSの症例として認められたシュナの女の子の網膜変性は、失明後18ヶ月経ってからだったんですよね。
まあでも、確実にそれより4ヶ月以上は遅いし!(いや、進行には個体差が当然あるので、サプリの効果かどうかはまったくわからないのですが…やっぱりぬか喜び?(笑)
今後は、網膜に多く含まれているアミノ酸、タウリンのサプリメントを採り入れていく予定です。
猫はタウリン欠乏で網膜変性が起きたりするんですが、犬は体内で生成されるので欠乏症はあまりないと考えられていました。でも、既に変性してしまった網膜に対してなにか効果があるといいなぁ、と期待する気持ちでやってみようと思います。先生にもご相談しましたが、犬でタウリンの過剰症は認められていないそうです。

少し残念な結果に終わった今回の眼科検診ですが、ルナっちは特別暑かった滞在期間も元気いっぱいに過ごしました。次回も癌検診と日程を合わせてお願いすることになっています。

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