- 2005年5月30日 12:30
- HEALTHCARE
3月の定期検診でまた小さなしこりが見つかってしまったことや、背中に痛みが出たり
原因のわからないミオクローヌスが続いたりと今年に入ってからルナっちの体調が
激しく変化していることもあり、今年の狂犬病予防接種は免除していただきました。
免除手続きは、獣医から免除の理由(今回は「腫瘍の経過観察中」ということです)を
明記した証明書を発行してもらい、それを動物管理センターへ郵送して終わりです。
実際は「免除」ではなくて「猶予」になります。接種可能な状態、または接種が必要な
状態(国内で狂犬病の発症が報告された場合など)になるまで打たなくていいですよ
ということのようですね。猶予期間は年度末までです。
といってもうちでは4月に注射することってほとんどなくて、5月のフィラリア検査と
抱き合わせにして、どっちも忘れないようにしているので空白の1ヶ月が生まれて
しまうんですが…
接種猶予の件で主治医に相談した流れで、今年の混合ワクチンについてもうかがって
みました。代替療法の世界では、ワクチンは禁忌になっていることが多いです。
今お願いしているホメオパスさんは、「ワクチンは絶対駄目」とはおっしゃらないのですが、
できれば種類を少なくするとか、間隔を開けることができれば…というお考えは
お持ちのようです。それに感化されたわけでもないのですが、ワクチン関連の資料を
読んだりしているうちに、やっぱりコアワクチンだけに留めたいな、と思う気持ちは
私の中で強くなっていました。
この件に関しては、なかなかはっきりとした結論が出ず、主治医のところで話題に
のぼらせるたびに私の考えが同じ所でループしてしまっていて、先生にはまったくもって
申し訳ないと毎回思っているのですが、しつこくお話につきあっていただいているうちに
少しずつ方向性が固まってきました。一人で考えていてまとまらないことも、言葉に
出してみると矛盾に気づいたり、他方向からの視点に欠けていたことがわかったりして
それで考えがまとまってくるっていうことはよくありますよね。
私はワクチンが負担になるという盲目的な前提でお話をしてしまっていたのですが
主治医としては、これからますます高齢になって、抵抗力が落ちてくることが予想されるのに、
わざわざ感染のリスクを上げるようなことをするのは合理的ではないのでは?というご意見でした。
体に針を刺して異物を入れるという行為に伴うリスクと、感染症に罹るリスクを秤に
かけた時に、後者の方が可能性がより高く深刻であるという判断で、獣医はワクチンを
接種しているというわけなのです。ワクチンの数を減らしたり間隔を広げたりすれば
抗体ができているかどうか不確定な状態が今よりも確実に増えてしまいます。
では、抗体がちゃんとできているかどうかを調べて、不安なところだけを補っていけば
いいのではないか?
それを調べるには抗体価検査という方法があります。
実際に抗体価検査を受けたことのある飼い主さんからもお話を聞いてみたのですが、
その結果、ワクチンの時期を開けたり種類を減らす決断をするための材料として
抗体価検査をするとなると、かなり綿密に、時期も選んでしなければならないのではないか
という考えに至りました。
たとえば、ワクチン前に抗体価検査を行い抗体が下がっているものだけを追加接種
したとします。そうしたらその後に本当にちゃんと抗体があがっているのか?というのも
検査しなければ無意味な気がします。(これは通常のワクチンでも同じかもしれませんが)
また、一度検査を受けて充分な抗体を得られていると判断されたものに関しても
それがいつ落ちてくるのかというのはやはりマメに検査を受けなければ判断できません。
生き物のことですし、毎年同じように抗体価が上がったり下がったりするわけでも
ないでしょう。
だからといって抗体価の検査が無駄というわけではないと思うので、参考程度に一度
受けさせてみようかな、とは思っているけど…それだけでワクチンの種類を減らしたり
接種間隔を広げたりできる根拠にはなりえないのではないか。
今の私はそんな結論に達しています。
これはたまたまうちの子が、ワクチン自体には強く反応しない体質なのでこういう
結論になっただけで、ワクチン接種そのものがリスクになってしまう子の場合はもっと
判断が難しいのではないかと思います。
というわけで、今年の混合ワクチンも普通に5種受けさせようと思っています。
ただ、ホメオパスさんからのアドバイスもあり、ワクチンの接種時期はフィラリア予防が
終わってからの冬にずらしていこうと思います。