- 2004年10月26日 23:24
- ESSAY
被災地の皆さんにお見舞い申し上げます。
仙台も長く揺れました。
長く強い揺れが何度も続いたので、震源が近いのかと思いましたが、まさか
山を越えた向こう側の新潟だったとは…そしてその被害の甚大さには
ほんとうに驚かされました。
宮城県も、すぐにでも強い地震が起きても不思議ではない地域と言われていて
2年前には県北部で被害も出ましたが、私の住んでいる近隣では大きな被害もなく
まだどこか他人事のような気がしていました。
我が家でも遅ればせながら防災、避難関連の準備を始めることにしました。
前回の地震の時にもある程度は話題に上ったのですが具体的な行動には
至らず…ほんとにのんきなもんです。少し気を引き締めなくては。
報道の中からいくつか、動物関連のものをご紹介します。
新しい報道は随時追加していきます。
東京新聞:孤立の山古志 全村避難開始愛犬「タロー」を抱きかかえた樺沢伊逸さん(67)は新潟県警の機動隊員に「この子も連れて行けませんか」と何度も懇願したが、隊員は「申し訳ありません」。孫の翔太君(10)は「一緒に行こうねと言ったのに」と唇を震わせた。
この後別のヘリコプターで無事運んでもらえたらしいという情報もありました。
ヘリで長岡市に移るため避難所を離れる被災者。残された犬が不安げに鳴いていた=25日午後1時10分、新潟県山古志村虫亀で
どうしても連れて行けない子はこうして飼い主を待っています。
つながれたままだったらかわいそうです…危険な状況になっても逃げることが
できないし、少しでも快適な場所へ移動することもできません。
岩や土砂の間からわずかに姿をのぞかせた白いワゴン車。運転席側を下にして横転した形で埋まっていた。その上で、警視庁の救助犬「レスター号」が車体に鼻をすりつけ、ほえた。
救助犬の活躍がめざましいですね。訓練と違い現地での行動は犬にとっても
ストレスが大きくかかると思いますが、ハンドラーさんにも犬にも怪我のないように
気をつけてがんばってほしいです。
一時帰宅した上田久江さんは、家を出る際、愛犬のテツコに「ごめんね連れていけなくて」と涙を流し、抱きしめた
一時帰村が叶いましたが、一家族一名、滞在は2時間、持ち出しは貴重品のみ
だったそうです。ペットも含めての家族が全員揃う日はまだ遠いのでしょうか。
新潟県中越地震でエコノミークラス症候群とみられる症状で死亡した新潟県小千谷市船岡3、主婦、目崎幸代さん(43)はペットの犬と過ごすため車中泊した翌朝、急死したことが近所の人などの話で分かった。
なんともコメントのしようがありません…
どうする被災地ペット 動物救済本部を設置
確かに人間の救済が最優先かもしれない。
だからといって、被災した動物たちを見殺しにしてもかまわないという
発想になるというのは、社会生活を営む動物である人間としては
あまりにも心が貧しいと思います。人間だけが快適に生きていける
世界というのは、人間以外の生物が生きにくい世界でもあるのでは
ないでしょうか。動物は排除したいという人たちは、本当に人間だけで
この地球上で生きていけると思っているのでしょうか?
人間の目につく所には一切動物のいない世界が理想なのでしょうか?
私にはそうは思えないのです。
新潟の地震発生から12日目。被災地では、避難所での生活をあきらめなければならない人たちもいます。ペットを飼っている人たちの葛藤と現状を取材しました。
山古志村に残された犬ねこ等の救援について(11月3日)
新潟県のホームページで、山古志村に取り残されているペットの様子を
県生活衛生課職員が視察した時の模様が紹介されています。
給水・給餌と健康チェックを行ったそうです。
現在(社)新潟県獣医師会では、動物病院に診療依頼のあった被災動物の
うち、応急手当を行った動物の診療費を無料としています。
「余震におびえる」「食欲なくなる」
被災地のペットたちは、余震や、取材・救援のヘリコプターの音におびえ、食欲の減退なども
見られるようです。一緒に避難できている子ばかりではなく、今も飼い主と離れて暮らしている
子も多いと思います。やはり飼い主と一緒に過ごせることが、ペットの精神状態を安定させる
ためには一番いいようです。仮設住宅でも飼えるよう配慮されるといいですね。
今月10日、帰村がかない、家に近づくと、菓子をくわえ、穴を掘るマリの姿が見えた。名前を呼ぶと、走り寄って飛びついてきた。縁の下のタオルの上には、茶1匹と白2匹、計3匹の子犬が眠っていた。丸々と太った子犬たちを抱き上げた五十嵐さんは、小さな命が元気に育っていたことにひと安心した。
地震の起きた日に生まれた子犬たち。無事でよかった。
お母さんはがりがりに痩せてしまいましたね。
早く家族みんなで暮らせる日がくるといいね。
今、地震や火事が起きたら、かわいいペットとどうやって避難する? 新潟県中越地震から1カ月が過ぎたが、避難所で過ごすだけでなく、散り散りになった例も少なくない。万一の時、飼い主はどうしたらいいのだろうか。
避難所で実際に起きたトラブル事例も交えて、飼い主としてペットとの避難生活に
必要な心構え、準備しておくとよい物などを踏み込んだ視点から紹介されていて
参考になりました。
防災、避難関係のサイトや自治体の対応などをWEBで見られる部分についてご紹介します。
ペットのための防災 Vol.7 「備蓄用ペットフード 練馬区の防災倉庫に搬入」
自治体で、ペットの避難についても精力的に取り組んでいる所もあります。
フードの備蓄までしてもらえるのはありがたいですね。
こちらのサイトからはペットを連れての避難訓練の模様もリンクされていて参考になりました。
新潟県の方も動き出したようですが、 動物保護管理センターも被災しているとのことで、大変そうです。
引き続き経過を見守り、できることがあれば支援していきたいと思います。
(6) ペットに関すること 災害が起こると、人間と同様にペットも生活の場を失います。さまざまな人が生活する避難所内で人間とペットが共存していくためには、一定のルールを設け、トラブルにならないよう注意します。
長野県の避難所マニュアル策定指針モデルにある、ペット関連の記述です。
ここでは基本的にペットと人間は分離させる方針で書かれています。
屋外(状況が許せば屋内)にペット専用のスペースを設けるという対応です。
現地でも動物への支援に対する必要性はクローズアップされているようで
報道でも避難所に入れたペットが見られましたが、「避難所に入れてもらえて
よかったね」で一件落着とは到底思えません。
避難生活のストレスや心理的不安から、些細なことが問題やトラブルに
発展しそうなのも心配です。
家族同然に暮らしていると、ペットを飼っていない人からの視点で見た時に
違和感を感じられる行動をとりがちですが、避難生活においては、ペットも
人間同様に保護してもらえるという思いこみはなくして、周囲と足並みを
揃える努力も必要だと思います。
まだ準備は整っていませんが、現段階で考えているルナっちのための
準備を覚え書き程度に書いておきます。
・フードはドライフード(ネイチャーズバラエティのフリーズドライ、あちさんから
分けてもらった分がまだあるので、それを活用する。粒のドライより軽い)
・おやつなども袋にまとめておいて、あげる時はそこから小分けにした方が
いいかも
・水はタンクで買ってるけど非常時には重くて持ち運べない可能性がある。
重くて運べなかった買い置きが玄関先に置いたままだけど、このままに
しておこう。あとは空きペットボトルに入れて持ち出しが楽なようにする。
・なんの破片が落ちているかわからないので地面を歩かせるのは危険。
自動車の通行も制限されるので自転車かバイクを活用した方がいいかも。
その時に背負って運転できるようにリュックタイプのキャリーを買っておく。
(キャリーに入らない大型犬だったら、靴を履くことに慣れておくといいかも)
・持ち出し袋にトイレシートもまとめて入れておきたい。ドライシャンプーや
ウェットタオルも常備しておくといいかもしれない。包帯も必要かな?
コーバンのような、毛の上から巻けるものがいいと思う。
もし、飼い主がケガをして動けなくなったら、ルナはどうする?
入院するようなことになったら、その間のケアは誰もできない…
二人とも仕事中に災害が起こって、すぐに駆けつけることができなかったら?
などなど、まだ問題は山積みです。