- 2004年9月25日 02:00
- CANCER
自分用の覚え書き。
発生率:52%(雌全体)
発生年齢:10~11歳(2~16歳までの発症データあり)
発生状況:1個より複数個発生することが多い
良性/悪性:50/50
初回発情前の早期避妊手術後の発生率:0.05%
2回目前:8%
2回目以降:26%
乳腺障害を頻発することで発生率がさらに上昇(9倍ともいわれる)
ただし初産年齢、発情周期異常、偽妊娠には無関係?(未確認)
切除時の大きさ3cm未満の場合の再発率:12ヶ月以内30%、24ヶ月以内40%
5cm以上:12ヶ月以内70%、24ヶ月以内80%
初回切除時に浸潤、転移がない場合は10%以内、1年生存率90%(未確認)
診断時の年齢、肥満、ホルモン状態(避妊/未避妊。避妊済の場合はその時期)などの要因が予後に及ぼす影響:生存率については意義なし
腫瘍の大きさ、WHOステージ等のリスクファクターの影響:組織学的サブタイプ/WHOステージ/診断時の転移/腫瘍の大きさは生存性に影響あり
腫瘍に関連して死亡した犬は、他の死因の犬よりも術後の生存期間が短い(14ヶ月/23ヶ月)
サンプル数:99頭
乳腺腫瘍手術時に避妊手術を行うべきという確実な結論は出ていない。
(エストロジェン受容体の発現と有糸分裂指針値に相関なし)
ただし、乳腺腫瘍手術と同時または2年以内に避妊手術を受けた犬が手術しなかったグループまたは2年以上経過してから手術を受けたグループよりも2倍、少なくとも45%は長く生存したというデータもある。エストロジェンの分泌が腫瘍の成長を早め転移を促進するという考え。
高齢、未避妊(または2.5歳以降避妊)は乳腺過形成のリスクが増加。
若齢肥満、自家製フード(牛肉、豚肉が多く鶏肉が少ない)基本の食生活も要注意。
診断時に高齢、浸潤しつつ成長(他組織への関与)、腫瘍サイズ、皮膚の潰瘍、腋下または鼠径リンパ節への関与は、外科切除後に生存の可能性を低下させるパラメータ。
腫瘍の組織学的分類とグレードの判定で予後を確定できる。
S-phase fraction測定とKi-67免疫染色による腫瘍増殖が存在すると予後は悪い。
炎症性乳癌は予後が悪く手術にも不適応。進行も速く、生存日数は時に1ヶ月未満。
疼痛を緩和する緩和治療または安楽死を選ばざるをえない局面も。
犬には少ないが乳腺炎との区別は難しい?(未確認)
ピロキシカム(NSAIDs)を抗がん剤と併用することで緩解が期待できる?
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