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抗がん剤治療

  • Posted by: ふっちゃん
  • 2003年12月28日 01:29
  • CANCER

今日はいよいよX-Day…
いや、そんな、言うほど緊張してはいませんが…。
しかし慎重に投与しなければならない劇薬なので、処置は一般の診療が終わったお昼休みにしてもらうことになっている。
午後早い時間に家を出て病院へ向かった。

昨日話し合った時点では、入れる抗がん剤は2種類のうちから選ぶことになっていて、当日の血管確保の様子で決めることにしていた。
ただ、昨日の夜もそうだったんだけど、今日、散歩中に出たうんちも少し軟便だった。
主治医にそのことを告げると「じゃあやっぱり白い方にしよう」ということになった。

2種類の抗がん剤のうち、人間の乳ガンにも使われる塩酸ドキソルビシンが「赤い方」、抗ガンスペクトルが広くいろいろながんに使われているシスプラチンの改良版で、腎臓への影響が軽減されているカルボプラチンが「白い方」。
赤い方は少しでも輸液が漏れるとそこが壊死したり炎症を起こしたりするまさに劇薬。血管確保に毎回苦労するルナっちにはリスクが高い。
こちらの副作用は下痢・嘔吐・脱毛・心筋障害など。
もちろん骨髄抑制もある。(骨髄抑制…骨髄の機能が低下し、血液成分が正常に生成されなくなってしまう状態です。赤血球、白血球、血小板など必要な成分が作られないため、命に関わる事態にもつながります)
昨日今日の便の様子から見ると、わざわざ下痢するとわかっている方を入れるのは無謀だろう。
一方、白い方の骨髄抑制はかなり強力で、下手すると白血球数が0に近くなってしまう。副作用の行方も3週間近く見守らなくてはならない。
どちらもリスクの点では変わらないし、今の時点でどちらがより効果があるかはわからない。

今日のところはとにかく腸の状態を見ての判断を優先させた。
昨日の診察時に、先生が出してきた抗がん剤のパッケージ、赤い方にもそれなりに興味は示したが、白い方により一層関心を持ってくんかくんか臭いを嗅いでいたルナっちの選球眼(?)も信じてみようか…(爆)
そんな冗談も言いつつ、さらっと点滴は終わった。
じっとしてなきゃいけないのに、急患で猫ちゃんが運び込まれたりして、ルナっちは気もそぞろだ。終わって待合室へ戻るやいなや猫ちゃんの飼い主さんにまとわりついて「このへんに猫いませんでしたか?」とチェック入れまくり。おまえというやつは…。
輸液後も待合室で軽く下痢便をひねり出したこともあって、すぐには帰らずしばらく様子を見た。
先生は下痢止めをサービスしてくれた。申し訳ない…。

これから3週間、副作用との戦いが始まる。
まずは1週間後に血中好中球数を計測し、ヤバいほど少なくなっていなかったら、また数日おいて計測、ヤバいくらいになっていたら2日おきに再計測。
減少のピークは2週間後なので、その頃まで好中球数のモニターを続け、ヤバくなったらすぐG-CSF = 好中球コロニー刺激因子を注射してもらう。
ここまでの間になにもなければ、あとは徐々に元に戻っていくはずだ。
好中球が戻るまでは怪我厳禁。感染症が怖い。もともとそんなに怪我するほど暴れる子じゃないけど、気をつけなくちゃ…。

一応ナマモノは食べさせないように(現時点で既に)しているんだけど
>生野菜や生魚を食べないことが、細菌感染症の減少に確実に好影響を
>及ぼすと言う定かなevidenceはないのではないかと思います。
という意見もあるようです。まあ、わざわざ危険を冒すようなことはしないけどね。
帰ってきて、さすがに疲れたのかベッド(…ただし人間の)へ直行。
でも気持ちとしてはもっと遊びたかったらしい。
副作用が出始めるまでは思いっきり遊ばせてあげなくては…。
(と思っていたら、目が覚めてから爆遊び開始。
そしてごはんをぺろっと平らげてまた寝てました(笑)

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