- 2003年9月24日 23:08
- ESSAY
仙台ローカルで申し訳ないんだが、CX系「トリビアの泉」を仙台放送で見ていたら、
番組終了後に仙台ハイランドのCFが流れた。
期間限定でふれあいわんわん王国などという企画が催されているらしい。
そしてそこに小さーい文字で、子犬プレゼントと書かれていたのを見てしまった。
この手のイベントにはよくくっついてくるおまけだが、こういうのを見ると心底がっかりする。
それで客寄せをしようという主催者側の思惑もさることながら、その思惑に簡単に
乗ってしまう人たちがいるという事実が痛い。
人間が持つ、自分より小さく弱い生き物をかわいいと感じ、大切に守らなくてはと
思う気持ちを基本的には信じたいところだが、実際にはおもちゃのようにいじり回したり、
はたまた動物に振り回され結果として扱いきれなくなって手放す…という結末は
まだまだ多いとも思う。
タダでペットを手に入れた人たちが本当に最期まで飼い主としての最低限の義務、
責任を果たしているのかは疑問。もちろんお金を出したか出さないかということで
左右されるわけではないだろうし、入手経路は最終的にはどーだっていいのかもしれない。
でも、「縁があって犬を迎え入れたがそれがたまたま無償だった」というのと、
「最初からプレゼントされるのを当て込んでいた」というのはちょっと違うのではないかな…。
元来動物を人間の生活環境に無理矢理押し込めて、こちらの都合で振り回すのは
人間のワガママだと思う。
もちろん家畜は人間が改良し、管理し、保護してきたという経緯があるんだけど、
これからは今まで見過ごされがちだった「共存」ということについて、もう一歩
踏み込んで考えていく必要があるんじゃないかと思うのだ。
野生動物との共存も含めてね。
動物が身近にいるのが当たり前の人、一緒に暮らしてみたいけどとっかかりが
わからない人、動物が視界に入るのすら許せない人、いろんな人が一つの生活環境を
共有している。
その中で自分が動物との生活を選ぶということが周囲に、自分の生活に、そして
当の動物の一生に与える影響なんてものも、これから動物を飼おうとする人は
無視できないご時世になってきているんじゃないかと思うのだ。
そんなことを考える、よいきっかけになってくれるなら大歓迎なんだけどなー
この手の企画…。そんな期待は甘いんだろうな。
そういえば数年前、とあるデベロッパーの広告に、建て売り住宅成約者に犬か猫
プレゼントと書いてあるのを見て、衝動的に抗議メールを出してしまったわたし(笑)
でも、返事は来なかった…。